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  • 広告戦略シリーズ⑥:設計思想で証券会社を選ぶ──広告費は“心理的欲求”に変換できるか?

    「広告費=露出」ではない──それは“納得感の設計費”だった

    このシリーズでは、5社の証券会社を広告戦略の視点から読み解いてきました。
    それぞれが異なる“選ばれる理由”を設計しており、広告費は単なる露出ではなく、消費者の心理的欲求を満たすための設計費になっていました。


    ① 証券会社ごとの設計思想

    それぞれの証券会社は、広告費を使って「何を満たすか」が違っていた。

    • 松井証券:投資家の語り口で「納得したい欲求」を満たす
    • マネックス証券:尖った選択肢で「自分らしく選びたい欲求」を満たす
    • SBI証券:合理性で「損したくない欲求」を満たす
    • 楽天証券:生活導線で「自然に使いたい欲求」を満たす
    • auカブコム証券:制度活用で「安心して始めたい欲求」を満たす

    👉 広告費は「露出」ではなく、“心理的欲求を満たす構造”に変換されていた


    ② 松井証券のYouTube広告は“納得感の設計”だった

    テスタ氏の語りや、実際の銘柄解説を見ていると、
    「松井証券の口座、作ってみようかな」と思う瞬間がある。

    それは、広告が「口座開設しよう」と煽っているのではなく、
    “納得したくなる構造”を設計しているから。

    • 投資家目線の語り
    • UIや手数料の合理性
    • YouTubeという日常導線

    👉 広告費は、納得感を設計するために使われていた


    ③ あなたに合う“設計思想”はどれか?

    証券会社は、機能で選ぶだけではなく、
    設計思想で選ぶと、投資体験が変わる。

    あなたが求めるのは──

    • 納得したい → 松井証券
    • 自分らしく選びたい → マネックス証券
    • 損したくない → SBI証券
    • 自然に使いたい → 楽天証券
    • 安心して始めたい → auカブコム証券

    👉 設計思想は、あなたの心理的欲求と“選ばれる理由”をつなぐ構造になる


    まとめ:広告費は“心理的欲求”に変換できる──それが設計思想だった

    広告は、ただの費用ではない。
    “選ばれる理由”をどう設計するか──その思想が、投資体験を変える。

    そしてその設計は、
    あなたの心理的欲求に寄り添う構造になっていたのです。


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    👉広告戦略シリーズ⑤:auカブコム証券は“制度活用”で選ばれる構造を設計していた

  • 広告戦略シリーズ④:楽天証券は“生活導線”で選ばれる構造を設計していた

    「気づいたら楽天証券を使っていた」──それが生活導線の設計力

    楽天証券は、派手な広告よりも、
    楽天経済圏の中に“自然に溶け込む導線”を設計しています。

    その結果、ユーザーは「選んだ」というより、
    “気づいたら使っていた”という納得感を持つのです。


    ① 楽天経済圏が“生活導線”を構築していた

    楽天証券は、楽天カード・楽天銀行・楽天ポイントなど、
    生活の中にあるサービスと投資をつなぐ設計をしています。

    • ✅ 楽天カードでのクレカ積立
    • ✅ 楽天ポイントでの投資
    • ✅ 楽天銀行との連携で即時入出金
    • ✅ 楽天市場・楽天ペイとの相互導線

    👉 投資が「特別な行動」ではなく、生活の延長線上にある選択肢になる


    ② 成果の裏付け:生活導線が“行動喚起”につながった

    この設計思想は、数字にも表れています。

    👉 「生活導線 × ポイント還元 × UI設計」が、広告費以上の成果を生んでいる


    ③ 広告は“生活の中で選ばれる理由”を語る設計

    楽天証券の広告は、露出よりも生活導線の中での納得感を重視しています。

    • 楽天市場のバナー広告 → 買い物中に「投資もできる」ことを提示
    • 楽天ポイントの利用導線 → 「貯めたポイントを活かす」選択肢の設計
    • 楽天カードの明細連携 → 「積立が続いている」ことを可視化

    👉 広告は「使ってみよう」ではなく、「もう使っている」ことを気づかせる構造


    ④ 他社との違い:生活導線という“選ばれ方”

    • マネックス証券は「尖り」で選ばれる
    • SBI証券は「合理性」で選ばれる
    • 楽天証券は「生活導線」で選ばれる

    楽天は、広告を“生活の中の納得感”として設計することで、
    ユーザーの行動を自然に誘導する構造を持っています。


    まとめ:広告費は“生活導線”に変換できる──それが楽天の設計思想

    楽天証券は、広告費を「露出」ではなく、
    生活の中で“選ばれる理由”を設計するために使っていた。

    広告とは、「気づきの設計」であり、
    生活導線に溶け込むことで、納得感と行動喚起を同時に生む──
    それが、楽天証券の広告戦略です。


    次回予告:auカブコム証券の“制度活用で選ばれる”広告戦略

    あなたの投資スタイルに合うのは、どの設計思想か──
    次回は、auカブコム証券の広告戦略を通して「制度活用」の意味を探っていきます。

    👉 広告戦略シリーズ⑤:auカブコム証券は“制度活用”で選ばれる

    広告から見える“選択肢の意味”、一緒に紐解いていきましょう。


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    👉広告戦略シリーズ③:広告費は“合理性”に変換できるか?──SBI証券の王者設計を読む

  • dポイントで資産形成!マネックス証券×オルカン投資のリアル体験

    「普段の買い物がそのまま投資になる」——そんな仕組み、ちょっと気になりませんか?

    最近始めたばかりなんですが、普段の買い物で貯めたdポイントを、そのまま投資に回すという方法をスタートしました。

    使っているサービス:マネックス証券のdポイント投資

    私が利用しているのは、マネックス証券のdポイント投資サービス
    貯まったポイントを現金のように使って、投資信託をコツコツ積み立てることができます。

    私が選んでいるのは「オルカン(全世界株式インデックスファンド)」です。
    世界中の株式に分散投資できるので、初心者でも安心して長期運用ができるのが魅力。

    ポイントの貯まり方と投資額

    私は「ドコモ ポイ活MAX」というプランを利用していて、毎月のお買い物で大体6,000ポイント前後が貯まります。

    つまり、ポイントだけで年間7万円以上を投資に回せる計算。
    これを10年続けると、なんと70万円以上
    普段の生活費がそのまま資産形成につながるって、かなり魅力的ですよね。

    以前使っていたサービスとの比較

    ちなみに、以前は「テオ(docomoのロボアド)」を3年ほど使っていました。
    自動で運用してくれる便利さはありましたが、今はオルカン投資に切り替えています。

    このあたりの比較や切り替え理由は、また別の記事で詳しく書く予定です。

    まとめ:ポイント投資は“生活と資産形成の橋渡し”

    まだ始めたばかりで実績はありませんが、「普段の買い物がそのまま投資になる」というのはとても面白い仕組みだと思っています。

    私自身のスタンスは“コツコツ投資”。
    できるだけ手間をかけずに、長く続けられる形を大事にしています。

    なのでポイント投資も、短期の変動に一喜一憂するのではなく、長期の成果を振り返る形で記録していきます。

    次回は「オルカン投資の積立設定と運用状況」について書く予定です。
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