あの日から、もう4ヶ月が経った
ポケットにライターがないことにも慣れた。
コンビニでタバコの棚を目で追うこともなくなった。
禁煙を始めた当初は、正直「ニコチンがない生活なんて、味気ない」と思っていた。
だからこそ、ニコチンレススティックという“妥協案”に手を伸ばした。
煙の感覚だけは残したかった。
でも今は違う。
ニコチンに縛られていた頃の自分が、少し遠くに感じる。
喫煙所を探さない日常
外出先で喫煙所を探してウロウロすることもなくなった。
駅の構内、商業施設、フットサルの帰り道──
「吸える場所」を探す時間が、いつの間にか消えていた。
その代わりに、空いた時間でコーヒーをゆっくり飲んだり、
スマホで投資銘柄をチェックしたり。
“探さなくていい自由”が、こんなにも快適だとは思わなかった。
習慣と依存の境界線
ニコチンレススティックはまだ使っている。
でもそれは、習慣の名残であって、依存ではない。
吸えなくてもイライラしない。
吸いたくて仕方ないという感覚もない。
それが、何よりの進化だと思う。
禁煙は“納得感のあるライフスタイル設計”だった
禁煙は、ただ健康になるための選択じゃなかった。
それは、自分のライフスタイルを“納得感あるもの”に変えていくための一歩だった。
そして今、ようやくその一歩が“日常”になりつつある。
次は、どんな自由を手に入れようか。
そんなことを考えながら、今日も喫煙所を探さずに歩いている。
🔗 関連リンク